ネットマーケテイングの将来は明るいのか

17年3月31日にネットマーケティングは上場したが1年半前の上場予定時から時価総額が約93億円→68億円と大きく低下している。

この時価総額の低下からネットマーケティングの将来性が市場から不安視されているともとれる。

今回はその背景を探っていきたい。

 

 

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まず業績を見てみるとグラフからわかるように13年から15年は売上が

13年46.9億円(前年同期比74%増)

14年66.1億円(前年同期比40%増)

15年85.2億円(前年同期比28%増)

と急成長を遂げています。

 

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しかし16年は88.2億円(前年同期比3%増)と成長が鈍化している。

僅かではあるが売上が上がっているにも関わらず売上原価の上昇により売上総利益が減少している。さらに広告費が前年の4.8億円から6.1億円と増加したことから営業利益も4.2億円から2.7億円へと大きく減少している。

 

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第2四半期の実績は46.4億円で単純計算し倍にしても92.8億円(前年同期比5%増)と成長率が2年連続で鈍化する見込みである。

この成長率の低迷が時価総額を下げている要因と考えられる。

 

次に成長率が低迷している要因などを調べてみます。

 

売上の内訳を見ていきます。

 

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ネットマーケティングアフィリエイトに特化した広告事業とデーティングアプリomiaiのメディア事業の2つを軸に展開している。

 

広告事業は73.5億円と売上の83%を占めますが営業利益率6%と低く利益は4.3億円と前年同期比17.8減で17年も売上の減少が予想される。

メディア事業は売上の割合は小さいものの利益率約11%と高収益である。しかし営業利益は広告費が嵩んだことから1.6億円と前年同期比3.9%減となっている。このようにユーザー獲得のためにプロモーションを積極的に行っているものの、omiaiはデーティングアプリ市場ではpairsやタップルについで3位に位置付けられているため、今後は事業自体の成長は続いても爆発的な市場は見込めない可能性がある。

 

このような事業構造、市場での立ち位置もありネットマーケティングの将来性はあまり明るくないと言えるでしょう。