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アイモバイルのが伸び悩んだ原因を調べてみた

昨年10月27日に上場したインターネット広告事業を行うアイモバイルの有価証券報告書を読み16年に売上が伸び悩んだ理由を調べてみた。
 
まずこれまでと現状のおさらいをする。
 
 

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ここ数年は11年18億円→12年31億円→13年60億円→14年100億円→15年150億円と安定して売上は伸ばしていたが昨年は147.4億円(前年同期比2.1%減)、営業利益21.4億円(前年同期比23.1%減)と大幅に減益する結果になった。
 

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損益計算書によると減益となったのはApp storeの規約変更による一部広告の中止などがあり一部メディアとの取引を停止したほか、広告主及びメディアとの関係強化による将来の取引規模拡大を目的とした大規模なプロモーションを行い販売販促費が増加したためである。その額は16.4億円から21.5億円と大幅な増加である。
 

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このApp storeの影響は17年7月期にも影響を与えている。
下記の表のとおり17年の業績予想は148.9億円(前年同期比1%増)、営業利益21.9億円(前年同期比2.1%)と微増ではあるが横ばいである。
アイモバイルはApp store利用規約変更の影響を警戒しており売上の約8割を占めるアドネットワーク関連事業の売上は11.9億円と前年同期比4%減の見込みである。
しかし動画広告サービス maio、ふるなびの収益拡大 が寄与し、営業増益9%の見込みがある。さらに2Q 売上高は40億円、営業利益は8.2億円と四半期ベースの過去最高となっており、会社計画以上に業績は好転している。f:id:invest-in-yourself:20170422175525p:plain
上記のように現在のアドネットワーク事業のみに頼る収益構造だとApp storeGoogle Playなどのプラットフォームに変更が生じた際に企業全体に大きな影響を与えることから現在の主力事業を軸に成長事業への投資、新規事業への取り組みが必要になる。