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今クックパッドが買いである理由

現在ピーク時の3分の1まで株価が下降しているクックパッドがなぜ今買いであるのかについて書いていく。

理由は大きく分けて3点あり
まず内紛により株価が急落していること
そして事業に安定性があること
最後にレベニューシェアによる売上増である。

これらについて解説していく。

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2015年11月に創業者の佐野氏自らが社長に就任するという提案を行い16年4月当時社長の穐田氏を解任しコンサル出身の岩田氏を社長に据えた。これは多角化路線の穐田氏と食中心路線の佐野氏の方向性の違いがことが原因であった。食中心路線の原点回帰を株式市場は歓迎せず株価はピーク時2015年12月の2696円から現在約3分の1の887円まで落ち込んでいる。

 

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次にクックパッドの単独決算を見ていただきたい。16年12月期の連結決算では海外事業において資本移動及び組織体制の変更等を行ったことにより減損損失約35億円を計上し営業利益は15年12月期の63.9億円から同期比21.6%減の50.1億円となっている。しかし今後経営資源を集中するクックパッド単体では売上の大部分を占める広告事業と会員事業が数字を伸ばしている。具体的には16年12月期の全体の売上増加35億円で広告事業と会員事業の売上増加は27億円で増加分の77%を占めている。このことから株価は低下しているものの事業そのものは安定していることが見て取れる。

 

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事業の中核となる会員事業はプレミアム会員に対し課金をするビジネスモデルを取っており会員数は安定して推移しており192万人を誇っている。売上については全体の収益の約52%を占めている。16年の会員事業の売上はすでに月次利用者が約6300万人ということもあり大きくは伸びなかったが、にコンテンツを提供し売上をシェアするレベニューシェアからの流入により着実に増加している。このレベニューシェア(dグルメ)による売上は開始時2014年12月期のの6200万円(会員事業売上全体の1%)から2016年12月期の売上は23億円(会員事業売上全体の33%)と大きく成長している。

 

dグルメは15年5月にサービスを開始し16年3月に有料会員が100万人を超えるなど急速に会員数を増やしている。クックパッドはプレミアム会員を除いてもまだ6000万人の月間利用者がおり、ドコモの契約者数も16年12月時点で7000万台の契約がありこのレベニューシェアの市場はまだまだ成長の見込みがある。そのため株価は低迷しているが安定した会員型の事業を行っており、今後も事業の伸びしろがあるためクックパッドは買いである。